人間は天候不良のときに体調不良になることってよくあります。症状としては頭痛をよく聞きますが、これは「気象病」と呼ばれ、気圧の変化に自律神経のバランスが崩れることで起きるそうです。
言わずもがなですが、多くのペットたちも「気象病」になるそうで、インコも例外ではありません。
気象病が起きやすい天候
・台風
・梅雨
・長い雨
気圧の急激な変化が多い、このような天候が代表例です。
「鳥は気圧低下に影響を受けやすく、吐き気が出やすい」(横浜小鳥の病院・海老沢先生コメントより)とのことです。
気象病になりやすいのは
・基礎疾患がある
・子ども・高齢者
・体力が弱い、落ちている
この辺りはインコも同様と思われます。
また、インコには換羽がありますのでこの時期は影響を受けやすいです。
なお、人間の場合、受診されるのは統計的に女性の方が多いようです。体力が弱い、敏感などの理由みたいです。インコもそうなのかは不明ですが、用心するに越したことはなさそうです。
気象病の症状の例
・嘔吐や下痢
・あまり動かない、よく眠る
・食欲不振
・イライラする
・頭痛やめまい
・咳・ぜんそく
頭痛やめまいは外から見てわからないので、
とくに高齢インコたちは要注意ですね。
おや?と思ったら、早めに掛かりつけの病院を受診しましょう。
気象病とインコ・・留意する点
なお、気象病を中心に書きましたが、
「天候が悪い=雨=いやな天気」とひとくくりにはできません。
気象病の影響はあくまで気圧が急激に下がるタイミングが苦手ということなので
「雨そのものが好き」な子もたくさんいます。
これは、愛鳥の原産地に由来するようです。
乾燥地帯出身の子は晴れが好き
亜熱帯出身の子は雨が好き(嫌いじゃない)
もちろん個体差がありますが、普段から天気と愛鳥の様子を一緒に観察しておくことをおすすめします。