インコは、人間と同じように苦手なこともたくさんあります。 ここでは、インコがちょっと苦手だな、と感じやすいことを10個ご紹介します。
突然の大きな音
雷の音、掃除機の音、ドアの開閉音など、突然の大きな音はインコを驚かせ、パニックに陥らせることがあります。
狭い空間
ケージの中にずっと閉じ込められていることや、自由に動き回れない状況はストレスになります。
単独での長時間
群れで生活する習性があるため、長時間一人でいると寂しさを感じ、ストレスに繋がる可能性があります。
不規則な生活
睡眠時間や食事時間がバラバラだと、インコの体内時計が乱れ、体調を崩す原因になることがあります。
急な環境の変化
ケージの位置を変えたり、新しい人が家に来た時など、環境が急に変わると、インコは不安を感じることがあります。
特定の人や動物
過去の経験から、特定の人や動物を怖がる場合もあります。
強すぎるスキンシップ
インコはデリケートな生き物です。無理に抱っこしたり、撫でたりすると、ストレスを感じてしまうことがあります。
清潔でない環境
汚れた水や餌、不衛生なケージは、病気の原因となるだけでなく、ストレスにも繋がります。
温度や湿度の変化
インコは寒さや暑さに弱く、急激な温度変化は体調を崩す原因になります。
無視されること
インコはコミュニケーションを好みます。長時間無視されると、寂しさを感じてしまうことがあります。
まとめ
ストレスを感じている時の愛鳥のサイン
- 羽を膨らませる
- 落ち着きがない
- 食欲不振
- 鳴き声が変わる
- 自羽をむしる
ストレスを軽減するための対策
- 静かな環境
- 生活音が気になる場合は、ケージを静かな場所に移動させたり、布などで覆ってあげましょう。
- 適度な生活空間
- ケージの中で自由に動き回れるように、おもちゃや止まり木をたくさん設置しましょう。
- 孤独を感じさせない工夫
- おもちゃや他のインコとの触れ合いなど孤独を感じさせない工夫をしましょう。
- 規則正しい生活
- 毎日同じ時間に餌を与え、決まった時間に部屋の電気を消すなど、規則正しい生活を送らせてあげましょう。
- 適度なスキンシップ
- インコが安心できるタイミングで、優しく撫でたり、話しかけたりしましょう。
- 定期的な健康チェック
- 定期的に鳥専門医に診てもらい、健康状態を確認しましょう。
インコは繊細な生き物ですが、適切なケアをしてあげることで、長生きで健康な生活を送ることができます。上記を参考に、愛鳥が快適に過ごせるような環境を作ってあげてください。
※苦手なことはインコの種類や個性にも大きく左右されますので、愛鳥の様子をよく見守ることがなにより大切です。