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8.知識はいつの間にか古くなる

なるほど情報

・・飼育本の新刊を読んだりセミナーを受けた際、たまに「え?これ今違うの??」という場面があります。知識がいつの間にか古くなっていたり、または違う解釈もOKとなっていたり、少々戸惑うこともありますが、むしろその方が健全ということに気がつきました。

〔私が出くわした例〕

  • 寝かす時間:規則正しく18時には就寝→人間と同じ時間の方が安心できてストレスがかからないという解釈
  • 放鳥時間 :最低1時間・長くても短くてもいけない→時間の長さより接する深さという解釈
  • 発情抑制 :とにかく対象物を取りあげる→自咬症など副次障害が酷い場合、対象物はそのままで他の方法を考えるという解釈
  • ミネラル :塩土を推奨→ 現在は非推奨

もし、書店で複数ある飼育本選びで悩んだときは、(指名買いでない場合)私は発刊日が新しい本を購入しています。

ただし・・・

知識を吸収する以上に「考え方」を学ぶ

知識がいつの間にか古くなることは、インコの飼育に限ったことではありません。

大事なのは、「目の前の愛鳥がとる行動に対して、その理由を理解しようと努力し心から寄り添うこと」だと思います。

知識が多少古くても、その考え方の方向が大きくぶれていなければ問題ありません。そういう意味では知識や技術がかえって邪魔をしてしまう可能性もあります。

明らかに雨が降りそうなのに、雨雲レーダーでは晴れる予報だから傘を持たず家を出たら・・案の定すぐに雨が降ってきた・・ということのないようにです。

だからこそ健康診断がますます重要

そういう意味でも、定期的な健康診断は必須となります。愛鳥のケアはもちろんですが、先生との情報交換もとても有効です。お仕事の邪魔にならない程度に先生とコミュニケーションをとって、知見のアップデートを進めましょう。

・・・なお、このサイト記事も、もしかしたらいつの間にか古くなっている可能性があります。なるべく知りうる限りの最新情報に更新できるよう頑張ります!

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