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7.インコの飼育費用って・・どうなの?

なるほど情報

いったいインコの飼育にはいくらくらいかかるのだろう・・?未経験の方なら漠然と疑問に思いますよね?私もそうでした。私の場合の費用感ですが、検討材料になればと思います。

=== 結論 ===

〔初期費用〕
・生体費用にプラス4万円くらい
〔ひと月の費用〕
 ・ひと月 約5000円弱
〔病院(半年ごとの健康診断)〕
 ・1回 3000円~(薬があるとプラス2000円くらい)
〔その他〕
 ・不在時のエアコンなどの電気代も必要経費と考えましょう


・・意外とかかる印象でしょうか? よろしければ次の記事で詳細をご覧ください。

インコ飼育の費用はいくら?

〔初期費用あれこれ〕

〇生体
インコの種類によって千差万別(セキセイ3000円~大型オウムは数十万円以上)

〇大型グッズ
ケージは5000円くらいから数万円まで。

〇小型グッズ

保温球・サーモスタット(計5000円~)、おやすみカバー(3000円~)、保温カバー(2000円~)、止まり木、水入れ、餌入れ、おもちゃなど。

〇餌
シード1000円~、ペレット2000円~(内容量含め、千差万別)

〇健康診断、DNA検査
とにかく健康診断は早めに実施しましょう。(3000円くらい)
DNA検査はショップによっては検査済みのところもありますが、未検査の場合は、健康診断時に一緒に実施しましょう。(1項目5000円~PBFD、BFD、鳥のクラミジア感染症(オウム病)、性別鑑定など)

〔初期費用合計〕

お迎えするインコのお値段にプラスして概ね40000円~くらいになります。え、そんなに!?と思われたと思います。生体のお値段のわりに、周辺の費用がかかるのです。私もそれを知って驚いた一人です。とくに検査費用。
もちろん、高機能なケージやアクリル保温ケースなどはそれに見合った数万円の費用がさらにかかります。

病院代(健康診断とDNA検査)を事前に考慮に入れておくことをお忘れなくご検討ください。

〔毎日かかる費用あれこれ〕


〇餌
私の場合は約3か月ごとに2羽分のメイン食材(我が家の場合、ペレット食とシード食の2羽分)を合計8000円分ほど購入します。単純に一日88円ですね。1羽なら44円の計算です。

〇その他副食
オーツ麦や粟補などの副食を常備していますがこちらはあくまで副食(おやつ)なので3か月はもちます。例えば2種類各700円として、一日16円です。1羽なら一日8円ほど。
また、我が家の場合、シード食の方のインコに小松菜は必須であげていますので、週末ごとに100円程で購入しています。一日14円です。
ペレット食の1羽は乾燥させたニンジンが大好きで、乾燥ニンジンを取り寄せたり自前で作ったりしています。こちらはざっくり一日20円くらいです。
その他の野菜、果物の準備で一日20円ほどになります。

〇ビタミン補給
シード食ではどうしてもビタミン不足になりますので、サプリの補給がおすすめ・・というか必須です。私は1個35gで3000円ほどのネクトンSという専用サプリを1羽に使用しています。未使用なら長期保存できますが、カビやすいので開封後は3か月くらいで使い切った方がよいです。一日33円となります。

なお実際はビタミンを強化したネクトンBioとの併用ですがこの計算では割愛します。

〇光熱費・水道代
とくに冬場は保温が必要なので・・各家庭の条件次第ですが、1kw25円単価として、40wの保温球なら12時間使用で一日12円です。
水道代は算出できません・・・毎日の水替え、水浴び、ケージの掃除などです。

〔毎日かかる費用合計〕

本当にざっくりで恐縮ですが、単純に上記を全部足すと一日151円になりました。
ひと月4681円(151円×31日)です。条件も整わないままのざっくり試算ですのでご了承ください。また、不在時のエアコン代などは計算していません。(不在時の温湿度維持など)

〔その他不定期に発生する費用の例〕


〇病院代(半年ごとの健康診断)
私の場合、診察料1242円+糞便検査745円+そのう検査869円=2856円
糞に微生物がいた場合など、薬が出ると2週間分で+2000円程度となります。

〇病院代(具合が悪い時)
これは、上記の額に加えて、血液検査やレントゲン検査など、治療方法によって変化します。人間のような健康保険はありませんので、1万円を超える場合も少なくないです。

〇器材の修理・補充
インコはかじるのが仕事と言わんばかりによくかじります。中型以上のインコでは、破壊されることを前提にしてください(笑)
ケージカバーは、いつの間にか穴だらけになっています。

〇おもちゃ
インコのおもちゃは様々あって楽しいです。私は下手の横好きで手作りすることが多いですが、既製品もとてもよくできています。通販もよいですが、できれば量販店や専門店で実物を見てほしいです。本当にかわいいおもちゃがたくさんあります。数百円から数千円のものまであります。こちらも真っ先に破壊対象になりますので、買っておしまいというわけではありません。

費用のまとめ

●まとめっぽくしてみますと・・

初期の病院費用だけを見ると、犬や猫のワクチン接種や予防接種などの初期1万5千円~と、あまり変わりません。むしろインコの方がお高い・・。
ケージや周辺グッズはもちろん、犬や猫はさらに5万~6万円と言われますので、やはり、インコ飼育の方がかなりお安いですが、検査を含めると思わぬ出費に驚くと思います。


また、飼育なんて簡単・楽勝って思い、気軽に飼い始めた結果、なかなか手間がかかることに驚く声が多い原因は、セキセイインコは3千円~、大人気のオカメインコでも3万円~と犬や猫に比べリーズナブルに購入できることだと思います。そのような印象があるインコたち小鳥さんの仲間は、きっと飼育も容易だろう、と思われてしまうのですね。うーん・・・自分もそう思っていたところがあります・・反省・・・

もちろん、だからと言ってインコの飼育が難攻不落難だとは思いません。愛情をいっぱいかけて、インコの幸せを心から願う飼い主さんならきっと大丈夫です!!


〔初期費用〕
・生体費用にプラス4万円くらい
〔ひと月の費用〕
 ・ひと月 約5000円弱
〔病院(半年ごとの健康診断)〕
 ・1回 3000円~(薬があるとプラス2000円くらい)
〔その他〕
 ・不在時のエアコンなどの電気代も必要経費と考えましょう

人生のパートナーとのお付き合いにはそれなりにお金もかかりますね。

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