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ルチノーとは
ルチノーとは、イノ遺伝によってメラニン色素を持たない赤目仲間の一種で、その神秘的な雰囲気もあいまって常に人気者です。
わが家のセキセイれもん先輩、オカメのぷりんはどちらもルチノーです。
その語源のとおりメインカラーは黄色が一般的ですが、体全体がまっ黄色というわけではありません。また、インコの種類によっても異なります。
■Lutino
語源は・・ラテン語Luteus(黄色)+inus(~の)=「黄色の・・」だそうです
■イノ遺伝
インコの発色の仕組みや、メラニン色素を欠如させるイノ遺伝に関する記事(動画)もまとめていますのでよろしければご覧ください。(→赤目・ぶどう目・・アルビノ・ルチノーについて)
なお、ダイリュートという色素を薄める遺伝子により、ルチノーと似た配色になるケースがありますが、ルチノーは赤目というのがポイントです。もちろんダイリュート系も人気です。
また、赤目といっても、ぶどう色、ワイン色、加齢によるくすみなど個体差があり、それはそれでルチノーの魅力に拍車をかけています!
さあ、「ルチノーインコ特集!」いってみましょう!
動画でもまとめていますのでよろしければご覧ください!⇒画像をクリック
ルチノーインコ特集
セキセイインコルチノー
全身イエローで、チークパッチと風切り羽のホワイトがワンポイントです。5,000種もあると言われる超カラフルなセキセイカラーバリエーションの中にあって、イエロー単色の存在感はむしろ際立っていて、不動の人気を誇ります。
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オカメインコルチノー
真っ白な体に黄色い冠羽、そして誰もがにやけてしまうコミカルな赤いほっぺが特徴です。オカメインコを一気に世に広めた立役者で、キングオブルチノーなインコです。ルチノーオカメは頭にうっすら「お禿げ」があるのもご愛嬌。
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コザクラインコルチノー
全身イエロー、おでこから胸にかけて濃いレッドが入り、しっとり流れるようなとても魅惑的なカラーリングです。似た配色で、ぶどう目、足がグレーの子は「ゴールデンチェリー」と呼ばれるダイリュート遺伝の子です。
※ゴールデンチェリーはアメリカンイエローともいいます。
ボタンインコルチノー
頭が赤みのオレンジ、体が濃いイエロー、クチバシは濃いレッドの、元気いっぱいビビッドカラーが特徴です。なお、ボタンインコのイノ遺伝は他の品種より複雑だそうです。なので黒目でもルチノーの場合があるようです(諸説あり)
マメルリハルチノー
穢れを知らない天使のような純粋無垢なレモンイエローが特徴。アイラインがあるのがオスですが個体差もあります。アメリカンイエローというカラーもあって、こちらはダイリュート遺伝のため黒目ちゃんです。
アキクサインコルチノー
背中がイエローになり、クレヨンの絵本から飛び出てきたような優しさにあふれる色合いです。そしてその黄色い背中にピンクが差す超絶パステルカラーの子を「ルビノー」と呼びます。ルチノーオパーリンとなるそうです。
ワカケホンセイインコルチノー
雌雄でカラーリングが異なるのが特徴で、ため息が出るような全身イエローがメス、首の輪っかがうっすらピンク色がオスです。輪っかによる雌雄判別は2、3歳になるまでわかりにくく、例外もあるようです。
サザナミインコルチノー〔イラスト〕
爽やかな全身のレモンイエローと、風切り羽のホワイトが特徴です。
オキナインコルチノー〔イラスト〕
顔からお腹がホワイトで、頭から背中・足までがレモンイエローのツートンカラーが特徴です。
モモイロインコルチノー〔イラスト〕
一見ノーマルと似てますが背中が真っ白で赤目ちゃんが特徴です。
ウロコインコルチノー〔イラスト〕
その全容は謎のベールに包まれて・・というくらい情報が少ないレアルチノーです。
※コザクラインコ、マメルリハのゴールデンチェリーやアメリカンイエローの呼び方はオーストラリアンシナモンなどと共に同じ個体を指すこともあり、諸説あります。
ルチノーインコ特集はいかがでしたでしょうか?
そのかわいい容姿とミステリアスな赤い目に魅了されっぱなしの管理人です
【最後に】
インコたちの魅力が少しでお伝えできていれば幸いです!
なお、当ブログは十分内容を精査しておりますが、あくまで独自調査につき内容の齟齬や経年変化などが否定できないことをご了承くださいませ。
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