散歩に行かなくていいし、ケージに入れておけばいいから楽でしょ?と職場の同僚に言われたことがありますが、毎日のお世話はそれなりに手間がかかります。糞の掃除、餌と水の入れ替え、体重測定、健康観察、そして放鳥(遊び相手)・・
結局、それを手間とは思わないのが愛鳥家さんたちですが(笑)
ペット飼育全般に言えることですが、飼い主の皆さんって、飼育のことを手間と考えない→考えられない人たちだと思います。なのであまり意味のない考察かなと思います・・が、インコ特有のかなり重要な注意点を2点だけ以下に書きました。
換羽
インコには「換羽(かんう)」という羽の生え変わりがあります。個体差が大きいですが、だいたい3か月から半年のサイクルで、ばっさり抜けて新しい羽がツクツク生えてきます。
この時期は体調不良に陥りやすく、十分注意が必要です。栄養価の高いサプリを補給することもあります。また、換羽が一年中終わらないインコもいるようで、こうなると飼い主は気が気ではありません。換羽期は無理をさせず安静第一ですが、これを見落とさないようにします。通常より明らかに羽の抜け方が増えてきたら要注意です。
インコは強がり
野性では捕食される側のインコは、他の小動物と同様に(それ以上に)強がりです。具合が悪くてもぎりぎりまで、弱っている姿を見せません。逆に、様子がおかしいな、と気づいたときには、かなり悪化していると考えてすぐに病院へ行きましょう。
インコ飼育ではそのことを常に意識する必要があります。
そこで、日々気にすべきは糞の状態と体重です。また、抜けた羽の軸の観察もポイントです。
私の場合、羽の軸をもっとよく見ていたら、愛鳥の病気にもっと早く気づけていたと思います。放置してしまった結果、生死を彷徨わせてしまいました・・・詳しくはPBFD闘病記に書いていますのでご覧ください。(リンク)
糞がいつもと違う色、違う状態、体重が極端に減った、羽の軸が透明でなく、血がついていたり黒ずんでいた・・・などの場合早めに病院を受診してください。
病気のサインは他にもたくさんありますのであくまで一例です。あれ?と思ったら病院に相談してください。