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ケガをしたスズメとインコ・・あなたはどうしますか?

下記に記事内容をまとめてありますが、動画を作成しましたので、お時間のある方はぜひこちらをご覧いただければと思います。

↑Youtubeのロゴをクリックすると目次のある動画ページへジャンプできます)

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日本が法治国家であることが大前提のお話です。

野生の鳥(野鳥)は、鳥獣保護管理法により、原則捕獲飼養は禁止されています。

また、ペットの鳥は、動物愛護管理法により、適切な飼育が義務付けられています。

これはそれぞれの法律の目的が大きく異なっていることを意味しています。

野生動物は、基本的に人の介在を必要とせず、自力で敵から身を守り生活し繁殖するため、私たちのなすべきことは「種の保護が基本」です。

一方、ペット(愛護動物)は、基本的に人と一生を共にし、健康と安全は人によって守られています。個体に名前をつけて飼育することに代表されるように「個体の保護」が私たちのなすべきことです。

よって、ケガをした野生のスズメを見かけたら・・・まず行政に相談するのが適切な対応なのだそうです。そして行政より保護の依頼があれば、保護を行うことができます。指定の動物病院も教えてくれるそうです。(公表されていません)

一方、迷子インコがケガをしていたらどうでしょうか?こちらは、真っ先に保護対象です。法律の違いだけで言えばこうなります。

さて、野鳥保護に関しては鳥獣保護管理推進員と呼ばれる方が日々パトロールをしていますが、違法捕獲は跡を絶たないようです。野鳥の保護は誤解を招く恐れもありますので、必ず行政に連絡しましょう。

ケガをしていたから助けたいと衝動的に動いた行為を違法だとするのは、何とも酷な話です。行政の指示を待っていたら治療が遅れるのは間違いないですから。

とくに野鳥との関りは、鳥業界の大きな宿題なのかもしれません

野生化したのかよくわからないインコが目の前でケガをしていたら・・いろいろ悩ましいです。

よろしければ、下記で「アンケート投票」ができます。もちろん無記名です。

結果もすぐにわかりますのでぜひご参加ください。

お読みいただきありがとうございました。

目の前に「ケガをしたスズメとインコがいます」・・あなたは野鳥と飼い鳥のことをよく理解しているので、その場で行政に連絡をしようとしたのですが、あいにく夜で連絡がつきませんでした。これからどうしますか?

(⇒インコラムTOP


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