咬まれない人の真似をしてみた
〔結論の前にお詫び〕・・咬み癖を治したのではなく、咬まれなくなった、が正解です。
〔結論〕・・咬まれない人の真似をしてみた・・以上。
・・こらこら何言ってんの?、とお𠮟りを受けそうなので補足します。
この記事作成時点で、ウロコインコのひすいは1歳5か月です。1歳になるまでは、暴れん坊のようにガブガブする「全面的降伏」の時期もありましたが、これは「ウロコインコ種の習性」という理解でどうにかメンタル的には乗り切りました。・・・ただ、物理的にはアウトでしたので絆創膏様には大変お世話になりました(汗)
1歳を過ぎるころ、暴れるような咬み方ではなくなってきて、ようやくウロコインコ特有のガブガブ期を過ぎたかなあと思いつつ、結局暴走しないだけで、静かにしっかり咬まれる日々が続いていました・・とほほです。
少しインコ飼育の知識も蓄えていたので、行動学もかじりつつ、「結果にはすべて原因がある」・・と、咬まれる原因の追究と対策に明け暮れていましたが、なかなかうまくいかないのです。
ただ、ずっと気にはなっていたのですが、咬まれるのはほぼ私だけで他の家族はほとんど咬まれていないことに気づきました。咬まれる人と咬まれない人は何が違うのか、よーく比較してみました。
■咬まれる人(私)
・毎日ケージの掃除をする、餌や水をあげる
・時間が許す限り常にケージの前で様子を見ている
・匂いを嗅ぐ、チュウをする、カキカキしたがる
・おもちゃをちらつかせたり、やたらとかまう
■噛まれない人(大学生の息子)
・ケージの掃除はまずしない、餌や水はごくたまにしかあげない
・常にケージの前で様子を見るほどではない
・匂いを嗅がない、チュウをしない、カキカキしたがらない、ちょっと触れるくらい
・おもちゃをちらつかせたり、やたらとかまわない
あれ?
正反対だ・・と気づきました。
愛鳥の気持ちになった時に、もしかして私は「四六時中監視してる奴、口やかましいおせっかいな奴、今度近づいたら一発おみまいしてやろう」って思われているのかも・・
逆に、息子は「こいつはちょっかい出してこないから、のんびりするには安心」と思われているとしたら・・
解決策が見つかったことに、稲妻のような衝撃が身体を貫いたのと同時に、
「いやこれは無理」と、もう一人の私が冷静に伝えてきました。ちゃんと愛鳥のお世話をしないなんてできるわけがないのです。
そこで、少ない脳みそをフル回転して、三つだけ考えついたのがこちらです。
■考えついた三つのこと
・いつも息子の座る位置に座る
・よく息子の身に着けているものを借りる(例えばイヤホンや上着など)
・おもちゃをやたらとちらつかせない
・・・すみません、期待はずれだったでしょうか?
でもでも実はすでに見違えるような成果がでているのです。
ひすいは私の座る位置や身に着けているもので、何かを感じているらしく、本当に咬まなくなりました。
まだ試行錯誤中ですが、ずっと効果が続いているので大丈夫な気がします。
もしウロコインコの咬み癖に悩まれている方がいて、我が家と同じような条件の方であれば、ぜひお試しください。
絆創膏を貼る機会が減りますように!
(2024年6月追記)
⇒この投稿後約2年がすぎ、ひすいは3歳4か月となりましたが、すっかり咬まなくなりました~!!
※もちろん息子のマネをしなくても、です!
実は、この記事の投稿後、半年たった2歳を過ぎた頃から劇的な変化が訪れました。きっと成長してきたことも関係していると思います。時間薬という特効薬が効いたのかもしれません。
もちろん、ひすいが寝ぼけているときや、うざーくお触りしたりすると、めいっぱいガブられますが、最近は飼い主との微妙な距離感をひすいも楽しんでいるようなところがあり、いつの間にか、克服しちゃってました!!!そんなうまい話あるのかな~と思われる方もいるかもしれませんが・・・本当なのです。もし毎日辛い思いをされている飼い主さんは、ぜひ諦めずに時間をかけてコミュニケーションをとり続けてくださいね!